第15章すみません、断ります

「これは悪夢だ!」ジョセフは手術室の外をあちこち歩き回った。

近くに立っている黒服のボディガードたちをちらりと見て、彼は何度もため息をつかずにはいられなかった。

少し時間を稼いで、ゾーイを説得できると思っていたのだ。

まさかチャールズがそのルートを完全に塞いでしまうとは。

「ジョセフ先生、これからどうしますか?」

ジョセフの助手は彼のそばに立ち、同じように困り果てていた。

「どうしようもないだろう」

ジョセフは助手を睨みつけた。

「君はウィンザー氏とその部下たちの対応をしてくれ。私はゾーイにこの状況を話しに行く」

「私がですか?」助手の顔が歪んだ。

「いいから行け、文句を言...

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